IMDJ(Innovators Marketplace on Data Jackets)とは!?

一言紹介

IMDJとは、データ利用方法からデータの価値発見を支援するワークショップ手法です。参加者は、それぞれが所有するデータをデータジャケット(Data Jacket: DJ)として記述し、データジャケットを通してデータの内容を理解しながら、そのデータを用いて身近な課題や社会課題を解決することを目指します。

具体的には・・・

IMDJは、以下の大きく3つのステップに分けられます。

STEP1. 要求の提示
STEP2. 解決シナリオ(ソリューション)の創出
STEP3. ソリューションの評価

STEP1では、参加者がそれぞれ抱えている課題や要求を提起します。ここでの課題や要求は、公私を問わず自由に記述できます。課題といっても、難しく書く必要はありません。例えば、「夜道を安全に帰宅したい」という要求は女性や子供にとっては身近でしょう。課題や要求は、黄色の付箋に記入します。

STEP2では、STEP2で提起された課題に対して、DJを組み合わせて解決シナリオを提案します。例として、先ほどの「夜道を安全に帰宅したい」という要求を解決するシナリオを考えてみましょう。「Google Mapsの公開データ」と「街路灯のデータ」のDJがあるとすると、これらのDJを組み合わせて、「明るいルートを提案するアプリケーションを開発する」という解決シナリオを作成することができます。解決シナリオは、青色の付箋に記入します。
しかし、既存のデータですべての問題が解決できるわけではありません。世の中にはDJになっていない多種多様なデータが存在します。さらに、未だデータになっていない重要な事象もあります。その場合、問題を解決するために新たにデータを作り、データを取る必要があります。このようなときは、追加DJとして赤色の付箋に必要なデータを記入して用いることが可能です。

STEP3では、STEP2で提案された解決シナリオを評価します。評価は仮想紙幣によって行います。解決シナリオの価格は双方のコミュニケーションによって成立します。価格交渉は積極的に行ってみましょう!

目的

「データジャケットとは!?」では、データジャケットの関係を可視化することによって、データ市場の参加者たちは「商談」を始めることができると述べました。IMDJは、この「商談」を盛り上げ、スムーズに行うためのワークショップ手法です。

ではさっそく・・・

IMDJはオンラインでも実施可能です。ぜひトライアルページでIMDJを体験してみてください。操作方法の詳しい説明は、こちら